202411/19

CSSでフォントサイズを指定する方法

フォントサイズの指定にはさまざまな方法があり、用途に応じて選べます。以下に代表的な方法をまとめました。


1. 固定値で指定

px単位を使って確実なサイズを指定します。レスポンシブデザインには不向きです。

p {
  font-size: 16px;
}
  

2. 相対値で指定

emremを使って、親要素やルート要素を基準にサイズを調整します。

p {
  font-size: 1.2em; /* 親要素の1.2倍 */
}
  

3. ビューポートに応じた指定

vw, vh, clampを使って、画面幅に応じた動的なサイズ変更が可能です。

p {
font-size: clamp(12px, 2vw, 24px); /* 最小12px、最大24px */
}

4. キーワードで指定

絶対サイズ(例: small, large)や相対サイズ(例: larger, smaller)を使います。簡単ですが細かな調整には不向きです。


5. CSS変数で管理

再利用性や保守性が高い方法です。

:root {
--base-size: 16px;
}
p {
  font-size: var(--base-size);
}

選び方のポイント

  • 固定デザインならpx
  • レスポンシブ対応ならremclamp
  • 動的デザインにはvwやCSS変数

短いコードでも適切な方法を選べば、デザインの質が上がります!