クレームの嵐でわずか1日で取り下げられた、品川駅の大量広告の破壊力が凄い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad4ca035a64467181af3824bd40ed5d50001371

コンサルティングを行っているような、「プロモーションのプロ」の会社が作った広告なのに、
どうしてこうなった……批判は予測できなかったのだろうか。

夢中で作っているとわからなくなってしまいがちだが、
それを目にしたらどういう反応が返ってくるか、
第三者の立場から予測して作らないと、伝えたいことは伝わらない
という例かもしれない。

大失敗の原因は、これを大量にズラーッと掲示するという見せ方の部分だと思われる。
「ディストピア」「心を折りにくる」という批判も納得で、

あたかも
怪しい新興宗教団体か独裁国家の当局による洗脳キャンペーンであるかのようで、
はっきり言って……コワイ。

一枚だけポツンと貼られていたならば、おそらく大きく印象は異なったハズ。

デザイン制作の仕事をしている身としては、
コピーやデザインを、発信者の意図どおり見る人に伝えるためには、
どう見せるかも非常に重要だなぁ、と身にしみる。